燃やせ エンタメ魂

パーフェクトヒューマンを演じ続ける男のブログ

エンタメ魂30

「いらっしゃいませ〜」

 

店内に入店するなり町田が大きな声で言った。

「とりあえず王様定食2つ!」

 

何を隠そう、柳川も前日が誕生日であり、この夜は2人のBirthdaypartyだったのだ。

 

にしても「王様定食とは…」

菊池は疑問に思った。平成の世の中に、そんな安直な名前の定食が存在して良いものだろうか。

 

町田と井岡も注文を済ませ、運ばれてくるのを待ちながら3人が菊池について話し始めた。

 

町田「柳川が面白い奴見つけたって言ってきた時の説明が面白かったよな」

 

柳川「いや、そりゃゲーセンで百景をから回しして遠くから眺めてたらウケるだろ?!しかもホールで見つけた時はジャグラーでなんかやってたし!」

 

井岡「そういう奴に声掛けちゃうんだから柳川は凄いよな」

 

一同爆笑の中、恥ずかしそうに、しかし嬉しそうな笑顔を浮かべて菊池は思った。

 

(この人たちに出会えて良かったな)

 

と。

 

菊池はその後、仕事柄様々な人と出会い、交流を深めていくが、この時ほどシンプルに出会いを喜んだことはなかった。

 

「王様定食でーす!」

と運び込まれてきた内容を見て、菊池は息を飲んだ…

 

ステーキ

ハンバーグ

エビフライ

ソーセージ肉巻き

チキンカツ

サラダ

コーンスープ

ライス(おかわり無限)

 

すべてが本気のサイズ感で盛り付けられていた。

「当然ライスはおかわりしてね?」

と煽られて始まった王様のディナー。

 

仲間と過ごす時間は本当に楽しく、宴は永遠に続いた。

第31話へ続く↓↓↓

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